東方神起とSJの世界

東方神起とsuper juniorの小説です。

素直じゃない君 SJ 2

KH 「チャンミナ、ユノヒョン来たから 開けて」


CM 「嫌」


KH 「ちょっと、トゥギヒョン歩けないから!」


CM 「帰ってって言って」


KH 「俺 まだ殺されたくない。じゃ ラーメン作って!早く」


CM 「僕が1人で来たの 意味ないじゃん…」


って言いながら 少し嬉しそうだし…

ルンルンって足取り軽くなってるし…




玄関で出迎えた俺に


YH 「悪いな。休みだったのか?」


KH 「はい。ヒョンが調子悪くて、昼前から看病に…」


YH 「え?トゥギヒョン調子悪いの?喧嘩した事は聞いてたんだけど」


KH 「筒抜けですね。今日 仲直りしましたよ。そちらはどうしたんですか?」


YH 「分からないけど、怒って出て行ってさ…悪いな…あ、これお土産」


KH 「チキン…チャンミナも同じ店のチキン持ってきてくれましたよ」


何故かはにかむユノヒョンを連れてリビングへ。


テーブルにはキムチやナムルなど トゥギヒョンのお母さんのおかずが並び、真ん中にチキン、ラーメンは2つの鍋に作られていた。


いつの間に?


それに箸とスプーンは4人分出てる。


LT 「ユノ 久しぶり!元気だったか?ラーメン伸びるから 早く食べよう」


YH 「 ヒョン お久しぶりです。突然すみません」


KH 「ユノヒョンもチキン持ってきてくれましたよ」


LT 「ユノも?ありがとう。さ、皆で食べよ。キュヒョナ、俺 辛い方のラーメン」


KH 「え?あーはい」


YH 「チャンミナ?俺何かした?」


CM 「まず 食べましょう。ヒョンは辛くないラーメンね。チキンも辛くないの買ってきたから。あ、トゥギヒョン、ユノが買ってきたチキン食べて。辛いやつだから」


みてもいないのに 言い切って、


CM 「あー、チキンといえば ビールなのに」


KH 「飲むか?」


CM 「いいの?ユノはコーラね」


もう飲んでるんだろうか?って言うテンション。

ユノヒョンをチラッとみたら 頷いたから ビールとコーラを持ってきた。














YH 「そろそろ教えて?」


CM 「Twitter…」


KH 「あー、ホジュンさんとの」


YH 「ヒョンとは何もないの知ってるだろ?」


CM 「美味しそうに…」


YH 「チャンミナの料理が1番って言ってるのに」


CM 「マンネの顔してたし…」


YH 「ただのヒョンだよ。でも 焼き餅妬いてくれたの?それは 嬉しいな」


CM 「だって…ヒョンは僕のなのに…」








2人に気を取られてたら、トゥギヒョンが俺の服を引っ張る。


ん?って顔したら 耳元で


LT 「トイレ行きたい」


あー、動けないんだった。

抱っこして トイレまで連れて行って、戻ってきたら、ただのバカップルが出来上がっていた。


なんだかんだ4人でいるのも久しぶりだったから、その後は盛り上がって、夜も出前取って遊んだ。


10時頃には酔っ払いのチャンミナが出来上がって、ユノヒョンが連れて帰った。

素直じゃない君 SJ

俺の恋人は5歳上のリーダー。

うちのグループは カップルネタが多い。

なかには本当のカップルもいるし、俺たちもカップルなわけなんだけど…


誰に抱きつかれても ニコニコしてるのに、俺が抱きつくと固まるんだ。


まぁ それも可愛いからいいんだけど、ファンからもあまりカップル扱いされないのも少し寂しいわけで…


とは言え、俺の恋人は焼きもち焼き。

歌いながら メンバーを見つめたりしたら、その後は口も聞かず プンプン怒る。


そのくせ自分は ゲームとかで 他のメンバーとのキスは平気なんだ。


前に日本のファンミでポッキーゲームをして ヒチョルヒョンに舌を入れようとした時は 流石に怒ってやった。


リョウクを抱っこしたって怒ってきたけど、それは自業自得だ。

1週間無視し続けたら、あの人倒れたんだ。


シーンとした部屋の中。

そーっとドアを開けたら、まえに俺があげたペンギンのぬいぐるみを抱きしめて寝ていた。


マネージャーから点滴したって聞いていたから、それが効いて寝てるんだろう。


起こさないようにベッドに座り、頭を撫でる。

ファンミの前からだから、もう2週間ぶりくらいだ。

俺のせいだけど、頬はこけて目の下にはクマが見える。

ゆっくり顔に触れたら「ん」って声とともに 目が開いた。


LT 「キュヒョナ?…キュヒョナー」


ガバって音がするくらい飛び起きて抱きついてきた。

可愛い…


LT 「キュヒョナ…ごめん…俺…」


KH 「反省したんですか?」


LT 「うん。本当に反省したんだ。電話も何度もしたのに…お前出てくれなくて…」


KH 「本当にムカついていたんです。」


LT 「うん…」


KH 「じゃあ 上書きして下さい」


カバンからポッキーを出して1本くわえた。


お互いに端から食べていって、ポッキーが入ったまま熱い舌が入ってきた。

久しぶりのキス。

夢中になりながらだけど、ポッキーが邪魔すぎる。


一旦離れて顔を見つめたら、蕩けるような顔で見つめるヒョン。


KH 「ジョンスや、今日倒れたばかりだよ。ゆっくり寝なきゃね」


LT 「キュヒョナ…したい…少しでもいいから」


KH 「明日の予定は?」


LT 「夜のラジオだけ」


KH 「まったく…夜も行けるか分かりませんよ」


LT 「うん…いい」


俺の首に手を回してきた。

ジョンスの首に顔を埋めると、シャンプーの香りがする。

俺が今日来るのは 想定内だったようだ。


焦らすように全身を舐め回す。

堪らなく色っぽい。

早くって言うジョンスに見せつけるように服を脱ぎ捨てる。

期待の目で見られるのが堪らない。


LT 「キュヒョナ…欲しい…お願い」


KH 「よく出来ました。」


LT 「キュヒョナ」


何度も名前を呼ぶジョンス。


欲しい、お願い、キュヒョナ…


何年もかけてしつけたんだ。

どんどん 俺好みになっていく。


俺の下で踊るジョンスはまさに天使だ。

ジョンスが気を失う寸前まで突き上げ止める。


KH 「まだダメだよ」


LT 「キュヒョナ…いきたい…お願い…」


いつも負けるんだ…


KH 「覚悟して」





















LT 「キュヒョナ、お腹空いた」


KH 「ジョンス…まだ眠い…出前頼んで」


LT 「キュヒョナ!チキン食べる?出前頼むから ラーメン作って」


KH 「ジョンスや…可愛いギュはまだおねむですよー。」


LT 「起きてよ!お客さん来るから」


KH 「誰?」


LT 「チャンミナ」


KH 「なんで?」


LT 「さっき電話きて、キュヒョナに話あるから行くって」


KH「ヒョン分からない?どうせユノヒョンと喧嘩したとかくだらない事…」


ピンポン


LT 「来たぞ。俺動けないから、出て」



めんどくさい…

とりあえず きたものはしょうがない…

起きたらまた 抱こうと思っていたのに…



CM 「キュヒョナ、これ差し入れ」


KH 「おー、サンキュー。お?チキン?」


CM 「トゥギヒョン 好きだろ?」


KH 「さっき食べたいって言ってたんだ。連れて来る」


LT 「チャンミナいらっしゃい。チキンありがとう。食べたかったんだ。キュヒョナ、ラーメンも」


KH 「ハイハイ」


CM 「キュヒョナ、俺もラーメン」


KH 「全く」


ピンポン


ラーメン作ってるのに!

インターフォンをみたら…ユノヒョンが立っていた。

嘘 3

結婚発表から何日か過ぎて ある事に気がついた。

両親に紹介してない…


年末に交際宣言した時に 落ち着いたらって言ったままだった。


本当に付き合ってるわけじゃないから、いつまでも人ごとな感じのままなんだ。


ユノヒョンが帰って来たら相談してみようかな。




なんて考えていたら、ピーって鍵の開く音。いつものように、走って玄関へお出迎え。


CM 「ヒョン!おかえりなさい」


抱きついてそういうと


YH 「チャンミナ ただいま。お客さんだよ」


CM 「え?」


そこには 僕の両親と何故かユノヒョンの両親が…


ヒョンの顔をみたら ほっぺが赤い!


慌てて 氷嚢を持ってきて 冷やした。


CM父 「全部聞いた」


CM 「え?」


YH父 「チャンミン…ユンホのせいで申し訳ない」


CM 「何が…」


YH父 「君を その…愛してるとかいいだして 巻き込んだんだろ?」


CM 「違います…僕が」


CM母 「結婚の事も聞いたわ。辛かったわね。オンマはチャンミンの味方よ。昔からあなたは ユノくんが好きだもの…オカシイって思っていたのよ」


YH母 「チャンミン、ユノと同じ気持ちなの?ずっと一緒にいるって?」


CM 「はい!結婚もするつもりはなかったんです。ユノヒョンは 何も悪くないんです!僕のせいなんです!」


YH 「チャンミナ、大丈夫だから…落ち着いて」


CM 「ヒョン、でも…」


YH 「皆 認めてくれてるんだ。今日 あちらのご両親に呼び出されて全て聞いたんだって。」


CM 「ごめんなさい…情けない息子で…ごめんなさい。普通に…結婚出来なくて…」


YH 母「チャンミンがお嫁に来たって思う事にするわ」


CM母 「そうね。お嫁に出したって思うわ。ユノ君が旦那様なんて なんてステキなんでしょう」


母達の暖かい言葉に 涙が止まらなくなり、その涙を拭ってくれるユノヒョン。


なんだか不思議な気分だった。

今まで 頑なに隠していた事がこんな形でバレて…

でも 両親が意外なほど 落ち着いてたんだ。



お母さん達が持ってきてくれたご飯を食べながら ユノヒョンのお父さんがゆっくり話してくれた。


あちらに呼ばれて、偽装結婚の事、子供を産む為の精子提供、今後も親戚付き合いなどは一切なく、お金もいらないと。


どんな気持ちで聞いていたかと思うと 心苦しくて、また 涙が出てきた…


でも、こう言ってくれたんだ。


YH 「お前達が幸せになれるなら、いいのかなって思ったんだ。父さん達が お前達の関係を知らないと思ってたか?いつもイチャイチャしてるだろ?」


可愛くおどけて言うから、僕の涙も止まったんだ。